入院5日目

今日は(強引に決められた)退院予定日、ということで本格的に歩行訓練。


しかし、それは吐き気との戦いでした...。病室から出て、病院の廊下をちょっと歩いたら吐く。御飯を食べて、トイレから帰ってきたら吐く。てな調子で...。目眩はほとんどなくなっていたし、血圧も安定してるのになぜこんなに吐き気がするのか不明。痛み止めにずっとモルヒネを使っていたので(ばんばん打たれた...)、そのせいではないかということで、薬を変えてもらいました。


午後になって父親が日本から来てくれたのですが、こんな調子でちっとも満足に歩けないので、看護婦とphysiothrapistの判断により、退院を一日延ばすことに。悲しい。別の看護婦さんに、「ずっとflatにして寝てばかりいるからよ」と言われたときは悲しかった(結局、そのせいではなくて薬のせいだということがあとから分かりましたが)。


それにしても、今回の一件で、老いた親を子供が動かすのは良くないとしみじみ実感しました。腰がかがめないので靴下を父親に履かせてもらったときには、罪悪感を感じました。同期に履かせてもらったとしても、あんな感情は抱かなかったでしょう。本来なら子が親の面倒を見るべきところ、こんな世話はもうかけまいと思ったのでした。