再会

今日は朝からマダガスカル国連代表部へ。ニカラグアの領事館と並んで、こじんまりとアットホームなofficeだった。無事ビザを発行してもらったあと、運よくインドでの締約国会合から帰ってきたばかりのUNDPの友人を捕まえることに成功。NYに来てから何度かご飯に行こうと試みていたのだけど、出張で飛び回っていてほとんどNYにいない彼女のこと、今まで会うチャンスがなかったのだ。先週までインド、今週末からスペイン、そのままスリランカという超多忙スケジュールの合間を縫って、今日のランチを一緒にすることができて本当にラッキー。


彼女に会うのは、4月の国際会議以来だから約半年ぶり。彼女の同僚たちにも会えて、久しぶりにオゾンの話が聞けて楽しかった。うちの最近の代表団長が、"He is so funny"とある意味好評(?)だったのも笑えた。
昔は早くて聞き取れなかった彼女の喋りが、今日はゆっくりに感じられたこともちょっと嬉しい驚き。多国間の国際会議では、ノンネイティブのメンバーがたくさんいるし、早口で喋って彼らが聞き取れなければ発言の効果が半減するわけで、ゆっくり明瞭に話すことが説得力を持たせる意味で重要なため(ってこれ前も書いたかも。少なくとも私はそう感じた)、自然と会話のスピードがゆっくりになるのかもしれない。


それにしても、相変わらず国際会議の動きののろさや先進国の対応の悪さに文句を言いながら、途上国の環境保護のために真摯に取り組んでいる彼女の姿勢が変わってなくて嬉しかった。ちゃっかりインターンの紹介もお願いして、良い縁があると良いと思う。彼女の娘さんがNYの大学のLLMプログラムに留学することを考えているそうで、そちらの情報などで私にも助けられることがあると嬉しい。


そして今日の夜は、うちの看板教授、ジェフェリー・サックス教授の講演を始めて聞くことが出来た。しかし、こちらはとっても期待外れ。Practical Approaches to Climate Changeというタイトルだったのにちっともpracticalでないし、新しいことは何もなかった。話は上手なので、ゴア副大統領のAn inconvenient truthを彷彿とさせる。


その後、マダガスカルに一緒に行くメンバーを紹介したいと言うので再度ミッドタウンへ。実際には、バードランドというタイムズスクエアの近くにあるジャズバーで飲んだだけなのですが。ジャズを聴くのも久しぶりで、癒されました。


明日は朝の9:00からヨガだし、もう寝なくっちゃ。