Mid-term初日

先ほど経済学の中間試験が終わった。Yey!


試験前に友人達が、"good luck"というためだけに電話をくれたりメールをくれたりして、いやいや嬉しいのだが、たかだか試験一つに大げさじゃなかろうか…と思ったり。最初の中間試験だったからかもしれないが。まあしかし、試験を終えて、きゃーきゃーと答え合わせをしながらバーに流れ込むのは楽しい解放感だった。思えば夏の試験は誰かと分かち合ったりできなかったし。


この経済学の先生は、イタリア人なのに(←余計)本当によく働く。名物教授で250人以上の生徒を受け持っているのに全員の名前を覚えているし、生徒が掲示板に書き込む質問には時間を問わずすごい勢いで返事が返ってくるし、先週に至っては、皆に異なる情報を与えたくない(授業は4セッションに分かれている)からという理由で、中間試験のレビューを日曜の夜6時(!)から大講堂で行った。そのワーカホリックぶりに呆れる一方で、イタリア人的明るさと馬力を兼ね備えた教育態度に心から敬意を感じる。


今日はそのほか、Earth InstituteがやっているMillenium Village(2015年までに1日1ドル未満で生活する人口比率を半減させるなどの目標を掲げた国連のMillenium Development Goal(ミレニアム開発目標)のモデルケースとして、アフリカの幾つかの村の村落開発をEIとUNDPなどの共同で行っているもの)でのインターンシップの話を教授に聞きに行ったのだが、募集は、その時々に、どういった分野のどういった人材が必要となるかによってまさにケースバイケース(かつ現時点でその情報はない)ということで、具体的な話はほとんど聞けなかった。


Millenium Villageに対しては、これまで様々な援助機関がやってきたことを、学者陣が加わって行うことで一体何を差別化できるのか懐疑的に見ている面があるのだが、批判をするにしてもプロジェクトのことを知らなすぎるし、出来ることなら現場を見てみたいと思って、インターンの機会に興味を持ったのだ。しかし、笑った顔を見たことのない能面のような表情で聞かれたことに必要最低限しか答えない教授(そういう人は嫌いじゃないけど。むしろ好き?)を前に、会話はすぐに終了。うーん、もっと勉強してから来いということか、それとも質問力を磨けということか。ま、もう少しいろいろな人から話を聞いてみましょう…。