膨張するハラ

姉の出産予定日が近づいている。一ヶ月前でこんな感じ。


ひええ、こんなのを抱えて生活するってどんな感じだろう。姉は体が小さいため、腹の行き場がなくてひたすら前に飛び出すしかないらしい。今月からようやく産休、おつかれさまでした。


姉は、両親の近くに住み、医学の知識で親の健康相談に乗り(医者なもので)、結婚して子供も授かり、私の出来ない親孝行をすべてやってくれている。それをいいことに、私は子供はおろか、結婚の見通しも甚だ怪しい人生を自分勝手に生きさせてもらって、感謝している。なむなむ。


それにしても、このときばかりは、2年間は日本に帰れないこの派遣制度が恨めしい。お腹の中で受精してからの2年間という、地球上で生命が海で生まれてから人類が進化した、生物の進化の歴史を濃縮しているであろう時期を逃すなんて…。ちえー。
特に、言語の発達過程とか興味深々だ。自己と周囲の環境の境界を認知することから始まって、連続的な世界をいかに非連続な物体として区分し、名前の概念を当てはめるのか、単語レベルから文の構造を形成するに至るのはどのようなステップを経るのか…。
ま、こんな生物学的興味しかないような人に子供がいなくて良かったと自分でも思いますが。


同じ派遣制度でコロンビア大のロースクールに来ている友人の、7月に生まれた第一子が今週末に渡米するので、その子で勉強させてもらいたいものである。ふふふ。


ともあれ、母子ともに健康で、元気な赤ちゃんが産まれてくることを心から祈っています。産まれたら産まれたで大変と思いますが、きっと得られるものはかけがえがないのでしょう。頑張ってくださいね!報告と写真を楽しみにしています。