USオープンテニス

今日は久しぶりに晴れて、暑くなりました。天気とテンションが正比例する私。


今日は、USオープンテニスを観に行ってきました。
昨日、友人に教えられて初めて、いま開幕していることを認識したぐらい(すみません)なので、当然センターコートのチケットは売り切れ。でも、センターコート以外は出入り自由なグラウンドチケット(48$)を購入することが出来ました。


普段は、スポーツは観るよりやる派だし、豆粒のような選手をスタジアムで見るよりテレビの映像で観たほうが良いなと思うようなタチだったので、あんまりスポーツ観戦はしないのですが、これが意外と楽しかった。


まず選手との距離が近い。センターコートはもちろんどでかいですが、それ以外にも15のコートで同時進行で試合が行われており(今はまだ2-3回戦だからね)、普通のコートだと、本当に手の届く距離で臨場感を楽しめます。試合後の選手と喋ることも(やろうと思えば)可能。
コート一つずつに観客席が設けられている分、大学のテニスの試合よりある意味近い距離で見られます。


次に、会場中がお祭りムード。そこかしこで音楽(生演奏)が流れ、スタンドで軽食やテニスグッズが売られています。芝生で寝ている人までいて、何しに来たのか(笑)?


中高大とテニスばかりしていた私は、テニスの試合を見ると、ブラウン管を通じても緊張感が伝わってくるようでちょっと辛くなってしまって苦手だったのですが、この陽気なムードのおかげで今回は純粋に楽しめました(テニスから久しく離れているから、というのもあるかも)。


今日の目玉は、今大会を最後に引退宣言をしているアガシ対ベッカーの試合。会場中がアガシの応援。でも残念なことに、負けてしまいましたね…。試合後に感極まって泣くアガシを見て、こっちまでもらい泣き。感動しました。


浅越・森上ペアは14シード相手をフルセットで制する好ゲーム。こんなにいたのかと思うほど日本人が集まって、日本語での大声援。「先攻!」「ここ一本!」「ナイショッ(日本語読み)」とか懐かしかったなぁ(笑)。ちなみに英語だと、「That's it!(それだよ、そのショットだ!)」「Challenge(審判に抗議する)」などと言うことを知りました。


個人的に感慨深かったのは、マルチナ・ナブラチロワのダブルス。まだやってたんですね!だって、今年50歳ですよ、この方。
男顔負けの上腕二頭筋でシングルハンドのバックボレー。あなた、かっこ良すぎですから。
私にはまったく真似できない、天才的な面の合わせ方に、本当にほれぼれでした。


というわけで、真っ赤に日焼けしつつ、満喫しました。この値段で一日楽しめるなら良いですよねぇ。来年も行きたいなぁ。
その後、同時期からNY赴任となった友人とともにタイ料理を食べて、満腹満足な一日でした。