Proficiency exam

今日は、経済学の必修科目の免除試験を受けていました。
連日に及ぶ飲み会疲れのため、相当グロッキーな頭で9時に出頭。


なぜこんな試験を受けているかというと、サマースクールで取った単位をtransferできることは分かったのですが、取った単位は(院レベルでは)マクロ経済だけなので、1年間でマクロ・ミクロ両方の履修を必要とする必修を満たすためには、どこかで半年分のミクロ経済の単位を稼がねばならず、学生課や担当教授に相談したところ、とりあえず試験の出来を見て考えましょうと。
で、「とりあえず」試験は受けたものの、既におとなしく必須科目を履修しようかという気分になっていたため、まったくテンションは上がらない。


というのも、この秋学期に手頃なミクロ経済の授業がSIPAに限らず経済学大学院でも開講されておらず、唯一、SIPAの姉妹コースである公共政策(MPA)コースで開講される「ミクロ経済と政策分析」が代替に使えそう、とのことなのですが、以下のようなことをうだうだ考えているうちに、出発点に戻ってきたような感じです。


<コスト>

  • MPAの授業を取ろうとすると月曜に4つの講義が集中するというoverloadingな事態を避けられない。
  • 学部では経済学専攻でしたー、financial sectorで働いてましたー、などという生徒がごろごろいるのに皆必修を受けるという。(そんな中で経済の素人の自分が免除を選択するのは奇異な印象)
  • 多くの日本人にとって経済・統計は比較的簡単なため、経済の授業は友人作りと単位稼ぎと割り切っている人も多く、それだったらわざわざお隣のMPAで友人を作らなくても…という気がする。

<ベネフィット>

  • 楽勝科目のくせに(recitationを含め)週3コマを潰される経済の授業、マクロだけでも免除できれば春学期はこの負担から解放され、授業選択の幅が広がる。
  • 経済の必修科目を履修要件としている、更にadvancedな経済の授業を早くから取れる。


で、試験はどうだったかというと、えらい簡単でした。
決して自分が出来たわけではない(むしろ、サマーの授業でカバーされてない範囲もあったのであまり出来なかったと思う)ですが、1年間費やして得る知識がこの程度の試験で免除できるのか、と不毛感。
電卓の持ち込みが許可されていたので、わざわざルームメイトに借りて持っていったものの、使いどころが分からない。


「ある年において、労働人口は125万人、雇用人口は100万人、非労働人口は20万人でした。失業率を求めなさい」


ここで、使うのか、電卓!?
他に使うところもないので、使ってみたりして…(汗)。
そのわりに、昨年の生徒評価による経済の必修授業の難易度は5段階中4.5らしく、一体何を信じていいんだか。
まあ、来週から始まる授業を受けてみて決めます。


それにしても今週は疲れました。
もともと人の名前を覚えるのは苦手なのに、ややこしい外人の名前は更に覚えられません。
週末は、渡米前に船便で送ったダンボール達をようやく受け取れた(DC滞在中に到着したためずっと日通さんに預けっぱなしだった)ため、これの整理をせねば。