オリエンテーション

月曜から秋学期のオリエンテーションが始まりました。
注がれる情報の洪水を前に、ブログの更新にまでなかなか辿り着けずにいました…。


もともとイベントや記念日への執着が薄いたちなため、オリエンテーションもこれといった感慨もなく進行。
思えば成人式もめんどくさくって出なかったっけ。
むしろ、事務手続きを非常に苦手とする私としては、早くセットアップを終えて授業に専念したい気分です。


一方で、生徒の多様性は素晴らしい。半数以上が外国人というのは、アメリカの大学でもそうそうないのでしょう。
そして、やはり年齢層は若いです。平均年齢26-27歳ぐらいでしょうか。1-2年の職務経験の違いがものを言う(と思う)20代においては、あと1-2年遅く入学したら、少々物足りなく感じていたかもしれません。


嬉しい誤算だったのは、思っていた以上に環境関係の研究体制が充実していること。
さすが、Earth Instituteの名物教授、ジェフェリー・サックス教授(こちらでも良くも悪くもしばしばネタにされる)を中心にsustainable developmentのPhDコースを提供しているだけあって、講義だけでなく、セミナー、リサーチプロジェクト、イベントなどが数多く行われているようで楽しみです。


悩ましいのは講義選択。未だかつて、こんなに真面目に講義選択を考えたことがあっただろうか(いや、ない)。といっても、いま悩んでいるのは、単に時間配分がうまくいかないといったような瑣末なことなのですが。
しかし、これだけ高い授業料を払って、2年後にどういった体系的知識が構築されていることを目指すのか(もっと言えば、resumeに何が書けるのか)、そのためには、どういった講義を組み合わせる必要があるのか、今更ながら考えさせられます。