Bicyclist

熱波が引いてようやく過ごしやすくなったNYです。


さて、今日は待ちに待った土曜日。なぜなら…念願の自転車が手に入るからです!
NYに長く住む方から、NYは自転車で走る街じゃない(危険)と言われましたが、どうも諦め切れなかった理由は3つ。

  1. 地元では車生活、東京では自転車生活が長かったので、歩く習慣が薄い。
  2. こちらの公共交通(バス・地下鉄)は一律2ドルで、近場をうろちょろするには割高感がある。
  3. NYの道路は舗装が悪い(というか日本が綺麗すぎ)ので、靴の傷みが早そう。(そのためなのかどうかは分かりませんが、こちらの女性は(たぶん仕事以外では)とにかくみんなビーサンのようなかかとのないサンダルを履いてます)


そこで、Add7というNYに住む日本人の掲示板の売り・買いコーナーをちょくちょくチェックしていたところ、Moving Saleで24inchのほぼ新品の自転車を売りに出されている方を発見!


早速に申し込みました。…が返事がない。
自転車が人気商品なことは知っていたので、先を越されたのかなぁと悲しく思いつつも、諦めきれずに掲示板に載っていた番号に電話。
すると、私より先に3人もの(!)申し込みがあって(私のあとにもたくさんあったらしいです)、その方々に連絡を取ろうとしているのだけど、今のところ捕まらないから、あと1時間で返事がなければお譲りしますとのこと。
で、1時間経つか経たないかのうちに折り返しお電話をいただき、確実に来てくれるアナタにしますと。
電話かけてみて良かった。。


で、土曜の朝から取りに行ってきました。向かうはお隣のブルックリン。
駅を降り立つと、マンハッタンとは違ってビルも低く、のんびり、ゆったりとした空気が流れています。
譲ってくださった方も、大変丁寧で、素敵なご夫婦でした。


帰りは、直接自転車に乗ってマンハッタンへ。
遠くに見えたマンハッタンの摩天楼が、新宿のビル群を彷彿とさせて、「いかん、あまり田舎(ブルックリンは田舎とは言えないかもしれないけれど相対的に)の良さに触れてしまうと、マンハッタンに帰りたくなくなる」ということで、なるべく周囲を振り返らないようにしながらせっせとペダルを漕いだのでした。
(とはいえ、セントラルパークの中を滑走するのは相当気持ちが良かった。)


こちらにはママチャリは存在しないということを、NYに来て初めて知りました。
あれは日本のママさんの生活から生まれた発明なんですね。
こっちのはごついマウンテンやロードバイクです。
いただいた自転車はクロスバイク、、というのかな?詳しくないので自信がないです。

これで、行動範囲が広がりそうで嬉しいです。
盗難が激しいので、まずは鍵を買わないと。はて、どこに売っているのか…?


ちなみに、私は掃除機も炊飯器も、Moving Saleを通じて入手しました。
プリンターも欲しいなぁと思っているところ。
2年しかいられないことが分かっているので、あまり家具や家電にお金をかける気がしないですし、ルームシェアを通じて、物の所有意識がちょっとフレキシブルになったかもしれません。