ひずぼら

今日はアボガドが安かったので、アボガドとトマトとモッツアレラチーズのパスタで夕御飯。美味。
自炊していることについても驚きの声をいただきますが(東京での生活を考えると当然か)、人様に出せるかはともかく、自分で食べる分ぐらいは作っております。


さて、本日、48時間の空爆停止期限が切れ、イスラエル軍空爆を再開しました。
こちらでは、イスラエルヒズボラの戦闘が連日大きく取り上げられていますが、日本では扱いが小さいようですね。
開発や環境の問題にも共通しますが、無関心であることは、それ自体がリスクを冒しているのだと思います。
とはいえ、有限な時間の中で、社会で起きている問題のすべてに精通することは不可能ですから、追いきれない問題については、リスクを承知の上で、あとで自分の身に降りかかったときにそれを受け入れる、という戦略を取らざるを得ないのかもしれません。
リスクを承知していないと、「きちんと説明しなかった政府が悪い」といった論理に極端に走りかねません。
関心の幅が狭い私は、もともとたくさんのリスクを負っています(汗)。


イスラエルの話に戻ると、米国内での報道がイスラエル寄りに傾いているかどうかまでは、残念ながら今の私の読解力では分かりません。
しかし、真に中立な報道というのは本来あり得ないのでしょうから、「報道にはバイアスがつきもの」という事実を意識することと、できるだけ多くの情報に触れて自分で最もらしいと思う判断をするということが必要なのでしょう。
マスコミの影響力を考えると、これが難しいのですが。。


イスラエルの問題については、一度きちんと勉強したいと思いながら、ここまで来てしまいました。
なので、今は自分の意見を言える状態にありません。
しかし、イラク戦争にしても、今回のレバノン侵攻にしても、どうも心情的にイスラム側の肩を持ってしまうのはなぜなのでしょう。
アメリカ軍やイスラエル軍が、当初の目論見を上回る相手の抵抗に難儀している、という報道に触れるにつけ、そうだよ、甘く見るんじゃないよ、などと思ってしまいます。
そもそも、抵抗という言葉自体、強者、弱者の概念を前提にしていますしね。
かの9.11でさえ、テロリストのひどい行為を完全に非難することはできないのが正直な心情です。


しかし、いかんせん知識が足りなすぎます。
イスラエルの問題を歴史的背景から勉強するのに、良い本をご存知の方がいれば教えてください。