夏のインターン計画

試験が終わったというのに、更新を怠っておりました。というのも、忙しい、忙しすぎる。事務作業多い。そして事務作業キライ。中でも、ウガンダのUNDPでのインターンが本当に不確定で、ストレス溜まります。先週末になって、開始時期を1ヶ月ずらして、6-7月の代わりに7-8月にしてもらえないかと言われました。今更かよ!しかも、話を聞くに、7月からもきちんと開始できるのか甚だ怪しい。ううむ。(注:今の予定では、6月はバンコクのUNEPで、7-8月はウガンダのUNDPでインターンを予定しています。)


問題は、私が関わることになっている新しいプロジェクトの資金の支払いが遅れているために、ウガンダ政府が先立つものなしには重い腰を上げようとしないことにあるのですが、資金の支払いの遅れの話は、私が知る限りこの3ヶ月ほとんど進展なし。立ち上がったばかりのfundだからとはいえ、さすがUN。この手の話は、経験上十分予想が出来たのに、最初に話を聞いた時の嫌な予感にもっと耳を傾け、代替策を真剣に考えるべきだったのかもしれない、とちょっとしょげる。


ありがたいのはバンコクでのインターン先UNEPのほうで、こちらの対応は素晴らしく早い。インターン期間の変更も快諾してくれ、手続きも恐ろしくスムーズで、住む場所まで探してくれています。バンコクのオゾンチームのレスポンスの良さはUNEP内でも格別(私が今まで付き合いのあった国連機関の中では一番)ですが、UNEP全体で見ても、悪名高い○○DPさん(伏字になってない)とかに比べるとかなりレスポンスは早いほうではないかと思われます(少なくとも私の知る限りにおいて)。


UNEPは予算も権限も人もない組織(sympathyを感じさせますね)ですが、だからこそ、このレスポンスの早さが最大の武器なんだと思います。自前だけで出来ることに限界がある分、いかに他の組織を効果的に巻き込んで、旗を振って音頭を取って、プランニングやイニシアティブの部分でリードしていくか。それには機動性が不可欠では。


まあ、しかし、このバンコクオフィスのレスポンスの早さはチームの長の人格にも大いに因っているのですが。私が仕事仲間を超えて親友と呼べるインド人の彼の積極性は、とにかく尊敬すべき。メールのみならずすぐに電話をかけてきて、当時(今でも)大変英語が拙かった私をどぎまぎさせました。しかも、ランチで外に出てる、と派遣さんが伝えると、携帯にまで電話して追いかけてくるし。しかも大して急ぎの用じゃないし。ランチだって言ってんだろ。


思えば、私のインド人に対する良いイメージを構築した最初の人物は彼なのでした。そしてそのイメージは今も続いています。SIPAの友人もインド系はかなり多い。彼らは頭が良くて、度量が大きく、人情味に溢れているのが好き。


そう、バンコクでは以前の仕事仲間のもとで働くのです。なので、仕事の中身はそんなに新しいものはなくて、むしろ将来の就職活動(!)と、上手く機能している組織(チーム)の例を見ることと、アフリカで疲れた体を休めて楽しく働くためだったのに、先にバンコクに行くことになってしまった...。まあ、いずれにせよ、快く時期を変更してくれて、ウガンダがダメなら3ヶ月ずっといなよと言ってくれる彼らのために、頑張ります。彼らに会えるのは本当に楽しみ。


それにしても、ウガンダのために投資している高いチケット代、ビザ代、予防注射代等々がムダにならないことを祈るばかり。チケットはさすがに怖くてまだ本予約してないけど。ほんと頼みます、DPさん。この1-2日のうちに確定させてください。そんなこんなで役所への渡航先追加申請もすっかり遅れてしまい、非協力的なことで有名な秘書課の担当者の方から、「個人的には、いつも貴女が何を始めるか楽しみですが、事前に情報を頂いた方が 事務手続き上は助かります」というありがたーいお言葉をいただきました。だって、また怒られそうで、言い出すのがコワイんだもん。だからある程度固めてからじゃないと言えないのよ...。と子供のようなことを言ってみる。


所属課内では「今度はどこに行くんだ」と言われるし、秘書課長には「きちんと勉強しているの?」と聞かれる始末。勉強してますよ!一応それなりに良い成績は修めてるんですよ、これでも。今学期はA-以上(含むA+)しかないもん。


そんなこんなで、試験が終わってもまったくのんびりする暇がなく。一生そういう人生ですかね。その合間を縫って、今日はロシアの教会音楽のコンサートに行ってきたのですが、もったいないことに疲れて少し記憶が飛んだ...。しくしく。