墜落

今日はウィスラー最終日ということで、前日にカウントダウンで夜更かししたにもかかわらず、初日の出を拝みに朝イチのゴンドラに乗って山頂へ。まあ、雪のため日の出はまったく見れなかったんですけど。


しかし、おかげでゲレンデのコンディションは最高。ふかふかです。てなわけで、今日はパークに行ってエアーやメイクで遊ぶことに。足は昨日からほとんど踏ん張りが効いてないのですが、転んでも痛くないので皆でジャンプ大会。


そして、何度かのエアーのあとの最後の斜めに踏み切るエアー台?で、勢い余って飛び出し、空中での妙な浮遊感のあと、墜落してしまいました。あの踏み切り方、いまだにつかめてません(まあ、一生体得しないことにします...)。


後日友人に、ジャンプを増長させてしまって申し訳ないと言われましたが、あれは確率の問題であったとはっきり言えます。今までも、「このこけ方をあと数回したら確実に怪我するなー」ていうことが何度かありましたし(記憶飛ばしたりとか)。まあ自業自得。


落ちた瞬間は結構意識ははっきりしていたのですけど、「あ、やばい、息できない」と思って、とりあえず声を出して息をしようとしてました。どういう体制で落ちたのか、頭を打ったのかとかはとりあえず覚えてません。右肩と腰が痛かった。立ち上がって場所をどかないといけないのに立ち上がれんなー、と思っていたら「レスキュー呼んで!」ってすぐに同期が言っているのが聞こえて、「判断早いな〜」と思ってました(笑)。


しかしそっからが長かった。なかなかレスキューさん来ないし(少なくとも私はそう感じた)。ボードの板をすぐに同期が外してくれたのは助かりました。痛くて同じ体勢をしてられないので、うつぶせのままうめきながら、ぐにぐに動いてました。雪の中、同期がウェアをかけてくれたのもありがたかった。雪の上に血がついているのを見て、鼻血出たかなーと思ってたけど、どうも口を切っていたらしいです。


やっとレスキューさんが来て、「She jumped! jumped...!」と懸命に状況の説明をする同期の声を聞きながら「いや、ていうかビデオの映像残ってるだろ」と思っていたのも覚えてます(そしてそう言った)。妙なところでビデオの映像が活躍。私もいつか見てみたいです…。


で、帰国子女の同期の完璧な逐次通訳によりレスキューさんとやり取りをしたあと、レスキューさんに引っ張られて下山。ここらへんからあんま記憶ありません。すごい早かったらしいね。覚えているのは、担架(ソリ?)に乗せるときに体を測りながら、「Oh, she is so tiny!!」て言われてたこと。ちなみにこれ病院でも言われました。tinyって…。まあ、アジア人の女の子は彼らからするとびっくりするほど小さいらしいです。