一本のメール

夜中に、UNEPで一番仲の良かった仕事仲間から一本のメールが。


彼は出張と休暇を兼ねて週末にNYに来ているので、こっちで会おうという話をしていたのですが、大家族のインド人のこと、親戚を回るのに忙しくて時間が読めないと言っていたし、土曜になっても連絡が来ないので半ば諦めていたのですが、明日会えるかもとのこと。
覚えていてくれて嬉しい。


しかし、メールの内容はそれとは別に悲しいお知らせ。
UNEPと日本がともに中国で進めていたプロジェクトが途中崩壊してしまった模様。うちの役所は間接的にしか関わっていなかったのですが、私の渡米前には前進がみられていただけに、彼のメールからも落胆の様子が伝わってきて、複雑な心境です。
ポストを離れたからには、前の仕事に口出しはしまいと思っているし、今でもその気持ちは変わりません。
ただ、日本の内部事情で振り回される彼らのことを考えると、自分の立場はわきまえつつも、様子を伝えるぐらいは許されようか。
自分がその場にいないだけにもどかしい。いや、その場にいたからとて何が出来たわけでもないのですが。。